新庄山城

仇敵を破った直家に与えられた二番目の城

 
 新庄山城の築城年代は不明ですが、15世紀の半ばに、浦上氏の家臣、中山備中守に仕えていた新庄氏によって築かれたと伝えられています。この城が築かれている新庄山は北上すると砂川流域の平野へ、そして東進すると吉井川へと出られる要衝の地でした。
 そして後に新庄山城は、砥石城の城主である浮田大和守を討ち取った恩賞として、浦上宗景から宇喜多直家へ与えられることになります。直家にとっては乙子城に次いで2番目の居城です。


★新庄山城トピック 


・カタバミと宇喜多家

ロゴマークで使用している「丸に剣片喰(けんかたばみ)」は宇喜多家の家紋として知られているものです。片喰は日本に古くからあるとてもなじみのある植物で、繁殖力が高いことから、子孫繁栄と結び付けて、武将の家紋に多く使用されています。

 

所在地  709-0614 岡山県岡山市東区竹原620
アクセス ・JR山陽本線 上道駅からバスに乗り「平島」下車、徒歩約20